YBSから指揮者David Kingと共に、テナーホルンのSheona Whiteとプリンシパル・コルネットのStuart Lingardが抜けると先日書きましたが、このSheonaとStuartの名前が一緒に出てきたらもう一つ出てこなければいけないものがあります。
それがスパーク作曲の「Processional (プロセッショナル:行進)」です。
この曲はSheonaとStuartの結婚の際にスパークが二人にプレゼントした曲なのです。結婚祝いにスパークからの曲を贈られるなんて、なんて素晴らしいんでしょう。
曲はそのタイトル通り、短いファンファーレと導入部の後、結婚式での入場に流されるような行進曲風でスパークらしい甘く軽やかなメロディーが流れ、盛り上がって終曲します。
でも実はこの曲、二人の結婚プレゼントとして書かれたものは事実なのですが、それだけでは終わらずに、一般的な結婚式や卒業式などにも使えるように作られているのです。
というのは、この曲は楽譜どおりに演奏すると2分そこそこで終わる短い曲なのですが、必要に応じて曲中の何箇所かのセクションを何度も繰り返すことができ、曲の長さを調節できるようになっているのです。 やるね、スパーク!!
そういえば、僕はむかしむかし、卒業式の入場曲として威風堂々第1番の中間部を何度も繰り返して演奏していたことを思い出しました。
もちろん威風堂々もいい曲ですが、学校の卒業式や入学式でもこの「Processional」、ぴったりじゃないでしょうか。
18 December 2006
16 December 2006
揺れるYBS
David King、長年に渡たりYBSの指揮者としてブラスバンド界ではNo.1と誰もが認めるほどの功績を築いてきた彼が、今年をもってYBSから離れることになりました。
"YBS後"はひとまずクリスマスシーズンを母国の
オーストラリアに戻って家族と過ごすそうです。
そしてDavidが離れることをきっかけに、YBSのトッププレイヤーであるテナーホルンの
Sheona Whiteとプリンシパル・コルネットのStuart Lingardも同バンドから抜けるという、大きな衝撃が2006年の年の瀬に一気に続いています。
EBCC2004での「宇宙の音楽」のDVDを観ながらもうこんな身の毛のよだつパフォーマンスは聴けないのかなぁと少々感傷的になりつつ、ここ1、2年は芳しくないYBS、そして主要メンバーが離脱するYBSの今後を憂うのでした。
15 October 2006
[Sparke] ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)
最近激しく聴いているのはスパークの今年の新作「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」です。この曲は2006年7月1日にマンチェスターで初めて開催されたイングリッシュ・ナショナル・ブラスバンド選手権の課題曲として委嘱されたもので、第1回の同選手権の課題曲という栄えある曲なのです。
スパークの"最高傑作"、"集大成"、とまで言われている「宇宙の音楽(Music of the Spheres)」の後の大曲なので、この「ダンスとアレルヤ」はいかがなものか?と思っていたのですがそれは間違いも間違い、大間違いでした。
正直、終曲間近の中低音の豊かなコラール(?)が静かになった途端に歌い始めるソロ・コルネットの独奏(最後のアレルヤ)からフィナーレに至る部分は思わず目を瞑りたくなり泣けてきます。そのソロ・コルネット、吹いていてさぞかし気分が良いことでしょう。作曲者は特定の宗教とは無関係と言っているものの、どこか神聖で穏やかな気分に覆われつつ(スパークらしからず!?)シンプルでありながら荘厳に曲が終わっていくのです。
また選手権の課題曲ということもあってか、各パート毎にスパークらしいメロディアスかつテクニックを要求されるソロや掛け合いがあったり(中盤のユーフォのソロもまたいい!!)、更に"ダンス"のテンポの速い部分では、これぞスパーク!!と言えるような胸が躍りだすような興奮を覚えるリズムやメロディ満載でゾクゾクします。(宇宙の音楽や水星かな?と思えるようなパートもあったりして。)
「宇宙の音楽」のような派手さは無いものの、スパークらしさを残しながら新境地を開いた感動の大曲、名曲と言えるでしょう。
ところで、この「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」、まだ音源(CDなど)が出ていません。幸運にも、現在グラスゴーで活躍中のToshiさんが所属していたバンドが演奏した際の (ワールドプレミア!?)録音をとあるルートで頂くことができたので聴くことができました。そのバンドも選手権に出たバンドなので演奏はさすがのレベルです(当然ながら録音は選手権中のものではありません)。どうもありがとうございます、Toshiさん。
そして早く選手権の正式なライブ録音のCDがリリースされて、多くの人に「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」を聴いてもらいたいです。
「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」、本当にいい曲です。
スパークの"最高傑作"、"集大成"、とまで言われている「宇宙の音楽(Music of the Spheres)」の後の大曲なので、この「ダンスとアレルヤ」はいかがなものか?と思っていたのですがそれは間違いも間違い、大間違いでした。
正直、終曲間近の中低音の豊かなコラール(?)が静かになった途端に歌い始めるソロ・コルネットの独奏(最後のアレルヤ)からフィナーレに至る部分は思わず目を瞑りたくなり泣けてきます。そのソロ・コルネット、吹いていてさぞかし気分が良いことでしょう。作曲者は特定の宗教とは無関係と言っているものの、どこか神聖で穏やかな気分に覆われつつ(スパークらしからず!?)シンプルでありながら荘厳に曲が終わっていくのです。
また選手権の課題曲ということもあってか、各パート毎にスパークらしいメロディアスかつテクニックを要求されるソロや掛け合いがあったり(中盤のユーフォのソロもまたいい!!)、更に"ダンス"のテンポの速い部分では、これぞスパーク!!と言えるような胸が躍りだすような興奮を覚えるリズムやメロディ満載でゾクゾクします。(宇宙の音楽や水星かな?と思えるようなパートもあったりして。)
「宇宙の音楽」のような派手さは無いものの、スパークらしさを残しながら新境地を開いた感動の大曲、名曲と言えるでしょう。
ところで、この「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」、まだ音源(CDなど)が出ていません。幸運にも、現在グラスゴーで活躍中のToshiさんが所属していたバンドが演奏した際の (ワールドプレミア!?)録音をとあるルートで頂くことができたので聴くことができました。そのバンドも選手権に出たバンドなので演奏はさすがのレベルです(当然ながら録音は選手権中のものではありません)。どうもありがとうございます、Toshiさん。
そして早く選手権の正式なライブ録音のCDがリリースされて、多くの人に「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」を聴いてもらいたいです。
「ダンスとアレルヤ(Dances and Alleluias)」、本当にいい曲です。
11 October 2006
justbarass.co.ukから未だ連絡なし
10月1日にhttp://www.justbrass.co.uk/でオーダーした「宇宙の音楽」と「ハリソンの夢」(共にブラスバンド版)の楽譜、もう10日程経つけど、それ以来音沙汰なし。大丈夫かなぁ。ちゃんと届くのか...
そういえば、いつもお世話になっているBand Powerで、楽譜セットのみの取り寄せサービスを開始したそうです。基本的に取引のある出版社に限るそうです。
スパークのAngro Musicも取引先に入っているようなので、買いたい気はあるんだけど、楽譜セット(つまり全パート譜付き)は要らないんだよなぁ。僕にはフルスコアかスタディースコアだけで十分なのです。なので僕にとっては今一歩のサービス。惜しい!
それはそうと、justbrassさん早く連絡頂戴ね。
そういえば、いつもお世話になっているBand Powerで、楽譜セットのみの取り寄せサービスを開始したそうです。基本的に取引のある出版社に限るそうです。
スパークのAngro Musicも取引先に入っているようなので、買いたい気はあるんだけど、楽譜セット(つまり全パート譜付き)は要らないんだよなぁ。僕にはフルスコアかスタディースコアだけで十分なのです。なので僕にとっては今一歩のサービス。惜しい!
それはそうと、justbrassさん早く連絡頂戴ね。
02 October 2006
[Sparke] 宇宙の音楽のスコア届く。しかし...
以前http://www.sheetmusicplus.com/にて注文しておいた「 The Bells of Peover(ピーバーの鐘)」のスコアと共に、念願のスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」のスコアが届きました!待ってました!
宇宙の音楽のスコアはstudy用スコアではなく普通のフルスコアなので、写真の通り楽譜のサイズが大きいのです。写真の左下にスコアと重ねて映っているのが大阪市音楽団演奏の宇宙の音楽のCDと比べるとその大きさが分かると思います。
さすが宇宙の音楽ともなるとブラスバンドでもここまで楽譜が大きいのかぁ。きっと細かい音符だらけだから各パートが見やすいように五線も拡大してあるんだろうなぁ、などとと思いつつ、よくよく表紙を見てみると、「For Concert Band」って書いてあるじゃないですか!
げっ、これ吹奏楽版じゃん!!
そういやsheetmusicplusでオーダーしたときには、Brass Band版ともConcert Band版とも書いていなかったかったなぁ。なのでてっきりBrass Band版だと思い込んでて確認しなかったのがいけなった...
うーん、半分うれしいけど半分がっかり。YBSの演奏を聴きならがスコアを追いたかったので...しかし宇宙の音楽は宇宙の音楽。気を取り直して大阪市音楽団の吹奏楽版で音符を追いかけてみることにしました。
...うん、楽しい、吹奏楽版でも:) 当然ですね:)
でも吹奏楽なのでパートが多くて、とてもとても1回なめただけでは全部見切れないです。それにどうも吹奏楽版だと、体に染み付いているサックスのパートら辺を中心に追いかけてしまいます。アルトサックスの1stはソプラノと持ち替えなんだぁ。結構ソプラノで美味しいソロが多いなぁ、やってみたーい...などと邪念を抱いてしまいます。
そして実際の音楽を聴いても分かるけど、楽譜を改めて見ても木管でもかなり難しいパッセージが多いです。当然だけど僕がサックスで演奏することになっても演奏できる自信まったくなし。これをピストン(バルブ)だけの金管楽器でビッチリ演奏してしまう人たちって一体...末恐ろしいです。
間違って届いた吹奏楽版フルスコアですが、不幸中の幸い(なんか表現がおかしいかな)、まだまだまだまだ楽しめます。楽器の使い方や旋律ごとの音色の違い、楽器の重ね方なんて、吹奏楽版のスコアを見ながらブラス版を聴きいてみると非常に面白いです。
しかししかし、間違ってオーダーしたしまったのは事実。これでブラス版スコアを断念するのは情けない、ということで、早速イギリスのhttp://www.justbrass.co.uk/というサイトで今度は間違いなくブラスバンド版をオーダーしてしまいました。
ついでにグレイアムの「ハリソンの夢」も(もちろんブラス版):)。
価格はこんな感じです:
Shopping Cart (Prices in British Pounds)
DESCRIPTION QUANTITY PRICE COST
----------------------------------------------------------------------
Harrison's Dream 1 £5.95 £5.95
Brass Band Study Score 1
(£5.95)
Music of the Spheres 1 £13.45 £13.45
Additional Score (£13.45) 1
======================================================================
Subtotal: £19.40
Shipping (International Airmail): £10.81
Total: £30.21
果たしていつ届くのか。まったくわかりませんが、首をながーくして待ってます。
29 September 2006
[EBBC2006] 裏ハイライト
映っちゃいました、EBBC2006のハイライトDVDに!!
かな~り一瞬、ほんの2,3秒で、しかもこれまた画面のかな~り隅っこですが、EBBCにデビューしたことには違いない;)
だいぶマヌケでむくれたツラしてるけど、リッパリッパ。たいしたもんですよ!
しかもしかも、登場シーンが僕的に最高に素晴らしい!
なんとBrass Band Fribourg演奏の「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」の途中("ハルモニア"の前辺り)なんです! Music of the Spheres、そう、スパークですよ、Sparke!!
イギリスで開催されたヨーロピアンブラスバンド選手権のチャンピオン部門の当日、大好きなスパークの大好きな曲そして傑作の「Music of the Spheres」の演奏の一部で、一瞬とは言え映ることができたなんて、なんという幸せ。感激感動です!
ベルファストまで行ってよかったぁ:)
ありがとう、EasyJet!!(なんじゃそりゃ)
...と、あくまで個人的なEBBC2006のハイライトでした。一生の思い出、記念です。
27 September 2006
[EBBC2006] ハイライトDVDの2枚目。そしていよいよ...
ヨーロピアンブラスバンド選手権2006のハイライトDVD2枚目は、最終日の表彰式直前に行われるガラコンサート中心なのでエンターテイメント色が濃いか!と思いきや、コンテストのBセクションに登場したBrass Band Oberösterreichの演奏が4曲も入っているので、実は今年のハイライトDVDはこのバンドがメインなのかも!という印象が残りました。
なんせこのBrass Band Oberösterreich、Bセクションのバンドなのに個々のプレーヤーの演奏技術の高さもさることながら、バンド全体のノリが非常によくて、観てて聴てて非常に痛快。コルネット(トランペット)のHans Ganschさんのソロも文句なしだし、このバンドが演奏したFunky Brassという曲、最高です。
チャンピオン部門の緊張感もいいけど、こんな演奏もブラスバンドの魅力の一面をよーく表していて、必見のDVDだと思います。
その他、この2枚目のDVDにはガラコンサートのメインバンド、ブラックダイクによる演奏がいくつか入っています。ガラコンサートは前年のチャンピオンバンドが担当します。そのブラックダイクのソロコルネット、リチャード・マーシャルがソロを担当した曲がが2曲入ってますが(Virtuosityという曲ではトランペットを演奏しています)、さすが上手すぎ。テクニックといい音色といい抜群です。外見で判断しちゃいけませんが、やっぱり上手そうな顔してるよ、リチャード。
実は当日のガラコンサート、2枚目DVDにも1曲入っているアイルランド独特のフルートバンドや、パーカッションのみパフォーマンスなどもあって時間が長く、ちょっとダレ気味でした。でもDVDではその辺はバサッとカットしてあってガラコンサートとBセクション凝縮の構成です。
そしてそして、ハイライトDVD2枚を通して、結構客席が映るシーンが出てきます。ちょっぴり、いや、結構悔しいかな、日本から来ていた人達、そして近くに座っていて見覚えがあった日本の人達がちょくちょく映ってます。もうちょっとカメラ右寄って!とDVDを観ながら何度思ったことか:)
しかし、よーく観ていると奇跡的にこの僕(と連れ)も一瞬ですがチラッと映ってました...やった!
果たしてそのシーンはどこか。それはまた明日。
なんせこのBrass Band Oberösterreich、Bセクションのバンドなのに個々のプレーヤーの演奏技術の高さもさることながら、バンド全体のノリが非常によくて、観てて聴てて非常に痛快。コルネット(トランペット)のHans Ganschさんのソロも文句なしだし、このバンドが演奏したFunky Brassという曲、最高です。
チャンピオン部門の緊張感もいいけど、こんな演奏もブラスバンドの魅力の一面をよーく表していて、必見のDVDだと思います。
その他、この2枚目のDVDにはガラコンサートのメインバンド、ブラックダイクによる演奏がいくつか入っています。ガラコンサートは前年のチャンピオンバンドが担当します。そのブラックダイクのソロコルネット、リチャード・マーシャルがソロを担当した曲がが2曲入ってますが(Virtuosityという曲ではトランペットを演奏しています)、さすが上手すぎ。テクニックといい音色といい抜群です。外見で判断しちゃいけませんが、やっぱり上手そうな顔してるよ、リチャード。
実は当日のガラコンサート、2枚目DVDにも1曲入っているアイルランド独特のフルートバンドや、パーカッションのみパフォーマンスなどもあって時間が長く、ちょっとダレ気味でした。でもDVDではその辺はバサッとカットしてあってガラコンサートとBセクション凝縮の構成です。
そしてそして、ハイライトDVD2枚を通して、結構客席が映るシーンが出てきます。ちょっぴり、いや、結構悔しいかな、日本から来ていた人達、そして近くに座っていて見覚えがあった日本の人達がちょくちょく映ってます。もうちょっとカメラ右寄って!とDVDを観ながら何度思ったことか:)
しかし、よーく観ていると奇跡的にこの僕(と連れ)も一瞬ですがチラッと映ってました...やった!
果たしてそのシーンはどこか。それはまた明日。
[EBBC2006] ハイライトDVD届く。その1枚目。そしてそして...
早くも届きました、ヨーロピアンブラスバンド選手権2006のDVD。そしてもう全部観ちゃいました。しかしDVDは2枚組なので気がつけばこんな時間。あぁ今晩することあったのに...うれしい誤算。でもDVDは丸々2日間の選手権のイイトコ取りなので、時間を忘れて一気に楽しめる!
DVDの1枚目はコンテストがメイン。優勝バンドBrass Band Willebroek(ベルギー)よるチャンピオン部門課題曲「Seascape with High Cliffs」から始まり、Buy As You View Band(ウェールズ)の自由曲(総合3位。自由曲ではトップ!)の「The Promised Land」(世界初演)、Brass Band Fribourg(スイス)の自由曲で我らがスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」などが続き、最後はWillebroekの自由曲であり同じく我らがグレイアムの「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」と表彰式、という豪華な構成。
課題曲は当日に耳にタコが出来るくらい連続で聴いたので、耳というか体がよーく覚えてました。今聴くと課題曲としてはどうかな?という気もしますけど、どうしても体に染み付いてる:) 個人的に一番印象的だったYBSの課題曲が聴きたかったですが、入賞もせずとうことだったので仕方ないです。
そして今改めて聴くとWillebroekの地底旅行は流石です。2005年のブラックダイクは非常に迫力かつ緻密でとても素晴らしい強烈な演奏でしたが、Willbroekは丁寧でとても表現力豊かに演奏しています。小説のイメージが蘇ってきますね。もう少しパーカッションが目立ってもよかったかなぁという気もしますが。
っていうか、「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」、やっぱりいい曲だよ、グレイアムさん。
意外だったのは、Eikanger-Bjørsvik Bandの自由曲「Riffs & Interludes」。当日の印象はほとんど残っていなかったけど、DVDで聴くと、とても斬新で鮮烈な曲で好印象。あと少し丁寧な演奏だったら上位だった気がします。
このようにDVD1枚目はコンテント当日さながらに大興奮の1枚でした。
DVDの2枚目の感想はまた明日。そしてそして、ちょっぴりうれしいオマケ情報もありです;)
DVDの1枚目はコンテストがメイン。優勝バンドBrass Band Willebroek(ベルギー)よるチャンピオン部門課題曲「Seascape with High Cliffs」から始まり、Buy As You View Band(ウェールズ)の自由曲(総合3位。自由曲ではトップ!)の「The Promised Land」(世界初演)、Brass Band Fribourg(スイス)の自由曲で我らがスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」などが続き、最後はWillebroekの自由曲であり同じく我らがグレイアムの「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」と表彰式、という豪華な構成。
課題曲は当日に耳にタコが出来るくらい連続で聴いたので、耳というか体がよーく覚えてました。今聴くと課題曲としてはどうかな?という気もしますけど、どうしても体に染み付いてる:) 個人的に一番印象的だったYBSの課題曲が聴きたかったですが、入賞もせずとうことだったので仕方ないです。
そして今改めて聴くとWillebroekの地底旅行は流石です。2005年のブラックダイクは非常に迫力かつ緻密でとても素晴らしい強烈な演奏でしたが、Willbroekは丁寧でとても表現力豊かに演奏しています。小説のイメージが蘇ってきますね。もう少しパーカッションが目立ってもよかったかなぁという気もしますが。
っていうか、「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」、やっぱりいい曲だよ、グレイアムさん。
意外だったのは、Eikanger-Bjørsvik Bandの自由曲「Riffs & Interludes」。当日の印象はほとんど残っていなかったけど、DVDで聴くと、とても斬新で鮮烈な曲で好印象。あと少し丁寧な演奏だったら上位だった気がします。
このようにDVD1枚目はコンテント当日さながらに大興奮の1枚でした。
DVDの2枚目の感想はまた明日。そしてそして、ちょっぴりうれしいオマケ情報もありです;)
25 September 2006
[EBBC2006] ハイライトDVD
CDに続いてようやく今年の5月に北アイルランドで開催されたヨーロピアンブラスバンド選手権(EBBC2006)のハイライトDVDが発売されました!、ということで、早速「吹奏楽専門ショップ Band Power」で注文しました。
このDVDを見ればきっと当時の興奮・感動と、ベルファストの街並みやフィッシュ&チップスなどなどが思い出されることでしょう。楽しみ楽しみ。
そしてBand Powerのサイトでのレビューを見ると、DVDには日本人の姿がちらほら映っているとか。もしかしたら...という淡い期待と共に届くのを待つとします;)
16 September 2006
Order shipped!!
ということで、sheetmusicplus.comで9月3日にオーダーした、「The Bells of Peover(ピーバーの鐘)」とスパークの「宇宙の音楽(Brass Band版」のスコアが、アメリカから郵送されたとの連絡が15日に入りました。日本に着くまでさらに1から3週間ほどかかるとこのこと。待ち遠しい限りです。
しかし、郵送物の情報が、こーんな感じで送られてきて、
宇宙の音楽の記載がないんだけど(HL.44002975っていうIDは正しいようですが)、ちゃんと送られてくるでしょうか。少々心配です。
しかし、郵送物の情報が、こーんな感じで送られてきて、
----------------------------------------------------------------
This shipment contains the following item(s):
----------------------------------------------------------------
Qty: 1 at $49.95 each (HL.44002975)
Doe P /Bells Of Peover (Score)
Qty: 1 at $7.95 each (AP.12-0571565425)
----------------------------------------
Items Subtotal: 57.90
0% tax: 0.00
shipping & handling: 10.95
----------------------------------------
Total: 68.85
宇宙の音楽の記載がないんだけど(HL.44002975っていうIDは正しいようですが)、ちゃんと送られてくるでしょうか。少々心配です。
04 September 2006
宇宙の音楽、ピーバーの鐘のスコアを注文
早速「The Bells of Peover(ピーバーの鐘)」のフルスコアをsheetmusicplus.comにて注文しました。
そしてその勢いで(!?)、念願のスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」のフルスコアも一緒に注文しちゃいました! オーダーしたもん勝ちです(意味不明...この辺がオンラインショッピングの怖いところです)。ピーバーよりもこっちの方が何倍も値が張るんですけどね...
お値段はPeoverが$7.95、Spheresは$49.95、そしてshipmentに$10.95の合計$68.85となりました。うん、安い(よね)。
届くのは2週間から5週間とのこと。ホントに届くの?と心配になりますが、昔一度ここからホルストの第一組曲のスコアを購入して無事に届いたので、まず大丈夫でしょう。
ところで値段がドル表示なのでお気づきかもしれませんが、このsheetmusicplus.comってアメリカの楽譜専門オンラインショップなんですよね。イギリスの出版社から出ているイギリスの作曲家の楽譜、しかもベリーブリティッシュな楽譜をアメリカ経由で買うのはなんだかなぁって気もしますが...
とはいえ、きっと忘れた頃にやってくる大好きな曲のスコア達、待ち遠しいです。(ん、矛盾あり?)
そしてその勢いで(!?)、念願のスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」のフルスコアも一緒に注文しちゃいました! オーダーしたもん勝ちです(意味不明...この辺がオンラインショッピングの怖いところです)。ピーバーよりもこっちの方が何倍も値が張るんですけどね...
お値段はPeoverが$7.95、Spheresは$49.95、そしてshipmentに$10.95の合計$68.85となりました。うん、安い(よね)。
届くのは2週間から5週間とのこと。ホントに届くの?と心配になりますが、昔一度ここからホルストの第一組曲のスコアを購入して無事に届いたので、まず大丈夫でしょう。
ところで値段がドル表示なのでお気づきかもしれませんが、このsheetmusicplus.comってアメリカの楽譜専門オンラインショップなんですよね。イギリスの出版社から出ているイギリスの作曲家の楽譜、しかもベリーブリティッシュな楽譜をアメリカ経由で買うのはなんだかなぁって気もしますが...
とはいえ、きっと忘れた頃にやってくる大好きな曲のスコア達、待ち遠しいです。(ん、矛盾あり?)
03 September 2006
The Bells of Peover
最近またまた激しく聴いていて、とても癒される曲がこの「The Bells of Peover(勝手訳:ピーバーの鐘)」です。
もともとはスパークのハイランド讃歌全曲が目当てでYBS演奏のハイランド讃歌のCDを買ったのですが、このCDの2トラック目がこれでした。
コルネットのソロの曲で、初めて聴いた時から、とても美しいメロディで非常に心が和み、好きになりました。疲れているとき、どこどなくイライラしてしまっている時、出社して仕事を始める時などによく聴いています。
メロディはイギリスのどこかの民謡かなと思うくらいソフトで穏やかで本当に心が和みます。ところが実は作曲者Philip Doe(フィリップ・ドウ)のオリジナルなんですね。
遠くで鐘が鳴っているイギリスの田園風景を描写した曲だそうです。そしてタイトルはイギリスのビーバーというチェシャーのナッツフォードという所に実際に存在するパブの名前から付けられたそうです。パブの「ピーバーの鐘」についてはこちらのページから"The Bells Of Peover"で探してみてください。英語ですが実際のパブの写真と共に紹介されています。
オリジナルとは言え、こういうイギリス民謡的な曲は大好き。スパークやグレイアムの激しい大曲もいいですが、こういう心和む小品が存在しレコーディングされて愛されているのも、ブラスバンドの良い面だと思います。
ブラスバンドでのイギリス民謡についてはまた後ほど書こうと思ってます。
そしてこの曲のフルスコアがネットでお手ごろ価格で買えるようなので、そのうち買いたいと思ってます(え、誰が吹くの?)。
もともとはスパークのハイランド讃歌全曲が目当てでYBS演奏のハイランド讃歌のCDを買ったのですが、このCDの2トラック目がこれでした。
コルネットのソロの曲で、初めて聴いた時から、とても美しいメロディで非常に心が和み、好きになりました。疲れているとき、どこどなくイライラしてしまっている時、出社して仕事を始める時などによく聴いています。
メロディはイギリスのどこかの民謡かなと思うくらいソフトで穏やかで本当に心が和みます。ところが実は作曲者Philip Doe(フィリップ・ドウ)のオリジナルなんですね。
遠くで鐘が鳴っているイギリスの田園風景を描写した曲だそうです。そしてタイトルはイギリスのビーバーというチェシャーのナッツフォードという所に実際に存在するパブの名前から付けられたそうです。パブの「ピーバーの鐘」についてはこちらのページから"The Bells Of Peover"で探してみてください。英語ですが実際のパブの写真と共に紹介されています。
オリジナルとは言え、こういうイギリス民謡的な曲は大好き。スパークやグレイアムの激しい大曲もいいですが、こういう心和む小品が存在しレコーディングされて愛されているのも、ブラスバンドの良い面だと思います。
ブラスバンドでのイギリス民謡についてはまた後ほど書こうと思ってます。
そしてこの曲のフルスコアがネットでお手ごろ価格で買えるようなので、そのうち買いたいと思ってます(え、誰が吹くの?)。
02 September 2006
[EBBC2006] ハイライトCD
今年の5月にイギリスの北アイルランドはベルファストで開催されたヨーロピアンブラスバンド選手権(EBBC2006)のハイライトCDがようやく発売されたということで、早速いつもお世話になっている「吹奏楽専門ショップ Band Power」で注文しました。
CDは2枚組み。収録曲は今年のチャンピオンバンド、ベルギーのBrass Band Willebroekが演奏した課題曲「Seascape with High Cliffs(勝手訳:高い崖のある海景)」やグレイアムの「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」、そして非常に印象深かったBuy As You View Band演奏の自由曲、ケネス・ダウニー作の委嘱曲「The Promised Land(勝手訳:約束の地)」などなど盛りだくさん。
しかしひとつ残念なのは、やっぱりかと思いつつも、ブラックダイクの自由曲、デ・メイの「Extreme Makeover」が収録されていないこと。
選手権での評価はともかく、僕はこの曲をこの選手権で初めて聴いたため、個人的に度肝を抜かれた曲(チャイコフスキーの名曲の数々をデ・メイ風に大胆にmakeover、作り変えています!!)であり、そして演奏後に背中がゾクゾクしてまったダイクの演奏だったので、かなり強烈な印象が残っているのです。
それにしても特に今年は実際にこの選手権を聴きに行けたので、CDが届くのが非常に楽しみです。明日の午後届く予定!
CDは2枚組み。収録曲は今年のチャンピオンバンド、ベルギーのBrass Band Willebroekが演奏した課題曲「Seascape with High Cliffs(勝手訳:高い崖のある海景)」やグレイアムの「Journey to the Centre of the Earth(地底旅行)」、そして非常に印象深かったBuy As You View Band演奏の自由曲、ケネス・ダウニー作の委嘱曲「The Promised Land(勝手訳:約束の地)」などなど盛りだくさん。
しかしひとつ残念なのは、やっぱりかと思いつつも、ブラックダイクの自由曲、デ・メイの「Extreme Makeover」が収録されていないこと。
選手権での評価はともかく、僕はこの曲をこの選手権で初めて聴いたため、個人的に度肝を抜かれた曲(チャイコフスキーの名曲の数々をデ・メイ風に大胆にmakeover、作り変えています!!)であり、そして演奏後に背中がゾクゾクしてまったダイクの演奏だったので、かなり強烈な印象が残っているのです。
それにしても特に今年は実際にこの選手権を聴きに行けたので、CDが届くのが非常に楽しみです。明日の午後届く予定!
02 July 2006
English National Brass Band Championships結果!
7月1日、ワールドカップのイングランドvsポルトガル戦があったその日、
最後にPKを決めたC.ロナルドが属するマンUの本拠地マンチェスターで、
第1回「English National Brass Band Championships 2006(イングランド・ブラスバンド選手権2006」が行われました。
課題曲はご存知の通り、スパークの新曲「ダンスとアレルヤ」。
そして結果は次の通りで、Fordenが初代チャンピオンとなると同時に、来年のEBBC2007(ヨーロッパ選手権2007 in バーミンガム)へのイングランドからの唯一の代表となる出場権を獲得!
1. Foden's Richardson, Garry Cutt
2. Brighouse & Rastrick, Ian McElligott
3. Leyland, Russell Gray
4. The Fairey Band, Simon Stonehouse
5. Sellers Interational, Phillip McCann
6. Reg Vardy, Ray Farr
7. Hepworth (Lanson Homes), Mark Bentham
8. PolySteel, Philip Harper
9. YBS Band, David King
10. Redbridge, Melvin White
11. Mount Charles, Nigel Weeks
12. Bournemouth Concert, Nigel Taken
13. Ransome, Peter Parkes
14. Wooley Pritchard Sovereign Brass, Stephen Roberts
(参照 : http://www.4barsrest.com/news/detail.asp?id=3543)
スパークの新曲はなかなか好評だったようですが、個人的に期待していたYBS、そしてびーなびさん属するHepworthは惜しくも中位と残念な結果に。
最後にPKを決めたC.ロナルドが属するマンUの本拠地マンチェスターで、
第1回「English National Brass Band Championships 2006(イングランド・ブラスバンド選手権2006」が行われました。
課題曲はご存知の通り、スパークの新曲「ダンスとアレルヤ」。
そして結果は次の通りで、Fordenが初代チャンピオンとなると同時に、来年のEBBC2007(ヨーロッパ選手権2007 in バーミンガム)へのイングランドからの唯一の代表となる出場権を獲得!
1. Foden's Richardson, Garry Cutt
2. Brighouse & Rastrick, Ian McElligott
3. Leyland, Russell Gray
4. The Fairey Band, Simon Stonehouse
5. Sellers Interational, Phillip McCann
6. Reg Vardy, Ray Farr
7. Hepworth (Lanson Homes), Mark Bentham
8. PolySteel, Philip Harper
9. YBS Band, David King
10. Redbridge, Melvin White
11. Mount Charles, Nigel Weeks
12. Bournemouth Concert, Nigel Taken
13. Ransome, Peter Parkes
14. Wooley Pritchard Sovereign Brass, Stephen Roberts
(参照 : http://www.4barsrest.com/news/detail.asp?id=3543)
スパークの新曲はなかなか好評だったようですが、個人的に期待していたYBS、そしてびーなびさん属するHepworthは惜しくも中位と残念な結果に。
20 June 2006
[Sparke] A London Overture再発見
スパークの「A London Overture(ロンドン序曲)」。
1984年に作曲されたブラスバンドの13,4分の曲です。
10数年前に初めてこの「Making Tracks」(ジェイムス・ワトソン指揮デスフォード・コリアリー・バンド演奏:QPRL045D)というCDで聴いて以来、「The Essence of the Time」(デイビッド・キング指揮のブラック・ダイク演奏:QPRL047D)というCDでも収録されているので、度々聴いているのですが、昔のスパークの曲風からするとかなり渋くて(渋さは大好きなんですが)暗いイメージがあり、どちらのCDもどちらかというと*かったるくて単調な*演奏のような気がして「A London Overture」自体にいい印象を持っていませんでした。中間部の甘美なメロディは好きでしたが。(あとは、あの「ドラゴン」の第1楽章になるはずの曲だったんだぁという話くらい)
ところがです。今年ベルファストで買った「25 Years of the European Brass Bands Championships」という3枚組みのCDに収録されている同曲を聴いて愕然。とても同じ曲とは思えない程、それに収録されているハワード・スネル指揮ブリタニア・ビルディング・ソサエティの演奏が素晴らしいのです。
前の2つのCDは収録であり、ブリタニアの方は文字通りEBBC(1991年)という選手権でのライブ演奏なので、プレーヤー達の気合の入りようが多少なりとも違うんだろうけれど、ブリタニアの演奏は集中度、各パートのソロの出来、ただ単にテンポが速めというだけでない曲の「勢い」、そして曲全体通してのストーリー性がこれまでのものとは比べ物になりません。
「こんなにいい曲だったんだ」というのが率直な感想です。中間部なんか泣けてきます。そして、ブラスバンドという形態に非常によくあった曲だとシロウトながら感じます。
スパークの比較的初期のころの曲で、曲風もかなり地味でブラスバンド版しかないため(ブラスバンドだけでいいよ)、日本ではマイナーかもしれませんが、いい曲です、A London Overture。
# 1992年のドラゴンといい、やっぱり1991年頃のブリタニアって乗りに乗ってたんだなぁ...
18 June 2006
[Sparke] The Seasons (四季)
地元の新星堂で唯一購入したのがデ・ハスケのこのCD。CDのタイトルにもなっているフィリップ・スパーク作曲の「The Seasons (四季)」が収録されています。
「The Seasons」は2005年に作曲された吹奏楽オリジナル曲で、その名の通り4つの季節を描写した4つの楽章からなる組曲です。それぞれの楽章には次のようなサブタイトルが付けられています(日本語はいつものように私の勝手訳):
1. Spring Sunshine (春の日差し)
2. Summer Siesta (夏のシエスタ)
3. Autumn Alone (孤独な秋)
4. Winter Winds (冬の嵐)
「春」は(日本なら梅雨に入る前の5月のような)爽快な日光の下、小鳥達がさえずりながら喜びを表現しているよう。
「夏」はギラギラした太陽が差し込んでいる公園(といってもハムステッドヒースのような緑豊かな公園)の木陰でシエスタをしているような穏やかな曲。
「秋」は前2曲とガラリと変わって、実りの秋と言うよりもの冬目前の少し落ち着いた秋です。曲の前後のクラリネットのソロが哀愁を感じさせます(この辺のソロはブラスバンド作曲家らしさが光ります)。
「冬」はタイトル通り吹雪いているようなやや激しい冬の日ですが、途中冷たい太陽が顔を出します。曲の最後には「春」テーマが出現し、巡る季節を表現しています。
4楽章から成る14,5分の曲ですが、大曲・難曲という程でもなく、全楽章通して穏やかに聴ける佳作です。スパークのSymphony No.1 "Earth,Water,Sun,Wind" (交響曲第1番「大地、水、太陽、風」)の小ぶり版と言ったところで、「宇宙の音楽」等々の大曲と比べると非常に軽めです;)
演奏は王立ノルウェー海軍バンド。指揮はTrond Korsgard(読めません...しかも本当はaのアルファベットは上に○が付きます)。
「The Seasons」は2005年に作曲された吹奏楽オリジナル曲で、その名の通り4つの季節を描写した4つの楽章からなる組曲です。それぞれの楽章には次のようなサブタイトルが付けられています(日本語はいつものように私の勝手訳):
1. Spring Sunshine (春の日差し)
2. Summer Siesta (夏のシエスタ)
3. Autumn Alone (孤独な秋)
4. Winter Winds (冬の嵐)
「春」は(日本なら梅雨に入る前の5月のような)爽快な日光の下、小鳥達がさえずりながら喜びを表現しているよう。
「夏」はギラギラした太陽が差し込んでいる公園(といってもハムステッドヒースのような緑豊かな公園)の木陰でシエスタをしているような穏やかな曲。
「秋」は前2曲とガラリと変わって、実りの秋と言うよりもの冬目前の少し落ち着いた秋です。曲の前後のクラリネットのソロが哀愁を感じさせます(この辺のソロはブラスバンド作曲家らしさが光ります)。
「冬」はタイトル通り吹雪いているようなやや激しい冬の日ですが、途中冷たい太陽が顔を出します。曲の最後には「春」テーマが出現し、巡る季節を表現しています。
4楽章から成る14,5分の曲ですが、大曲・難曲という程でもなく、全楽章通して穏やかに聴ける佳作です。スパークのSymphony No.1 "Earth,Water,Sun,Wind" (交響曲第1番「大地、水、太陽、風」)の小ぶり版と言ったところで、「宇宙の音楽」等々の大曲と比べると非常に軽めです;)
演奏は王立ノルウェー海軍バンド。指揮はTrond Korsgard(読めません...しかも本当はaのアルファベットは上に○が付きます)。
14 June 2006
柏の新星堂
先週末に実家に戻った際に、空いた時間でまず近所のCDショップ(新星堂)に行ってきました。地元に吹奏楽界では超が3つも付くほど有名な高校があるせいか、吹奏楽CDの品揃えが素晴らしいのです。そしてその余波なのか、ブラスバンドのCDも結構ローカル(!)な地域にしてはかなり豊富で、毎回隅から隅までくまなく物色しています。
ブラスバンドでは有名どころのレーベルであるイギリスの「Doyen」や「Polyphonic」、主に吹奏楽ではオランダの「デハスケ」などの専用のコーナーがあったりするので、お店の吹奏楽やブラスバンドへの力の入れようが分かってうれしくなると共に、1枚1枚それらの輸入版CDを棚から出してこれは!と思う曲が入っていないか調べてしまうので、時間が経つのがあっという間でうれしい悲鳴をあげてます。
前回訪れた時には、日本ではブラスバンドより更にマイナーと思われるファンファーレオーケストラ版のピーター・グレイアム曲集CD(後で紹介します)など見つけてしまったので、結構掘り出し物(?)もある気がします。
残念ながら今住んでる大阪や神戸のCD屋さんには吹奏楽はもとよりブラスバンドのCDってほとんど置いてないんですね。もちろん今の時代、国内・海外やオンラインショップで買えるのでよく利用してるけど、やっぱりCD屋さんに足を運んでCDを選んでいる時間も結構好きだったりします。大阪(梅田)や神戸(三宮)でそれができないのが残念。
大阪でも心斎橋に行けば三木楽器や大きなヤマハがあるので、きっとそういうCDも沢山置いてあるんでしょうけどね。
そういえば三木楽器といえば、10数年前の高校時代に通販でCDを買っていたり、*京都*への修学旅行の時にこっそり立ち寄ってスパークのCDやらLP(!)(しかもドラゴン入り)を買った思い出があります。なつかしい。今は関西に居るのでそんなに遠くないんだから、また行ってみよ。
で、今回、地元の新星堂で買ったのは結局デハスケのCD1枚。聴いたことのないスパークの曲が入っていて、よく利用するオンラインショップや関西では入手できないなろうなぁとの直感で即買でした。それは次回紹介します。
ブラスバンドでは有名どころのレーベルであるイギリスの「Doyen」や「Polyphonic」、主に吹奏楽ではオランダの「デハスケ」などの専用のコーナーがあったりするので、お店の吹奏楽やブラスバンドへの力の入れようが分かってうれしくなると共に、1枚1枚それらの輸入版CDを棚から出してこれは!と思う曲が入っていないか調べてしまうので、時間が経つのがあっという間でうれしい悲鳴をあげてます。
前回訪れた時には、日本ではブラスバンドより更にマイナーと思われるファンファーレオーケストラ版のピーター・グレイアム曲集CD(後で紹介します)など見つけてしまったので、結構掘り出し物(?)もある気がします。
残念ながら今住んでる大阪や神戸のCD屋さんには吹奏楽はもとよりブラスバンドのCDってほとんど置いてないんですね。もちろん今の時代、国内・海外やオンラインショップで買えるのでよく利用してるけど、やっぱりCD屋さんに足を運んでCDを選んでいる時間も結構好きだったりします。大阪(梅田)や神戸(三宮)でそれができないのが残念。
大阪でも心斎橋に行けば三木楽器や大きなヤマハがあるので、きっとそういうCDも沢山置いてあるんでしょうけどね。
そういえば三木楽器といえば、10数年前の高校時代に通販でCDを買っていたり、*京都*への修学旅行の時にこっそり立ち寄ってスパークのCDやらLP(!)(しかもドラゴン入り)を買った思い出があります。なつかしい。今は関西に居るのでそんなに遠くないんだから、また行ってみよ。
で、今回、地元の新星堂で買ったのは結局デハスケのCD1枚。聴いたことのないスパークの曲が入っていて、よく利用するオンラインショップや関西では入手できないなろうなぁとの直感で即買でした。それは次回紹介します。
12 June 2006
EBBC2004のハイライトDVD
本日とあるPAL/NTSC自動変換&リージョンフリーのDVDプレーヤーが届いたので、念願のEBBCハイライトDVDをそのDVDプレーヤー(にオーディオコンポを繋げて)で鑑賞しました。
(本当はワールドカップの日本初戦前の気の高ぶりを抑えるため、っていうのが第一だったんですが....)
今日鑑賞したのは、EBBC2004の2枚目。そう、YBSによるスパークの「宇宙の音楽」(世界初演プラス優勝!)が入っているディスクです。
CDでは何度も何度も聴いていたけど、その演奏中の映像が付くと(しかも部屋の電気を消したりして)、もう臨場感・迫力抜群。コンテストというか演奏会の映像の編集としては???な部分もあるけど、あの大曲・難局を本当に人間が演奏しているんだ...とただただ感激。ピーター・ロバーツおじさんの真っ赤なお顔や運指、曲の始めのテナーソロのおねえさん、EBBC2006で声を掛けることができたパーカション(主にティンパに)のおねえさん、などなど、あぁ本当にYBSだぁと「宇宙の音楽」の感動が増幅しました。曲の後半のハルモニア、The Unknownなど、えらいよスパーク、お前らおかしいよYBSそしてデビッド・キングって感じ、だけでは済まされない興奮です。
このDVDは是非是非お薦めです。
しかも、プロフェッサー・キングのインタビューや、ピーター・ロバーツおじさん(Eb コルネット)ソロの「Flowerdale(フラワーデール)from ハイランド賛歌」(スパーク作曲)なんかも入っていて、もう最高です。お薦め!
03 June 2006
[Graham] Journey to the centre of the earth (2)
何とか無事に原作小説「地底旅行」を読み終えたこともあり、このグレイアム作曲の「Journey to the centre of the earth」を最近また激しく(!?)聴いています(EBBC2005のブラックダイクの演奏で)。
曲は物語から選ばれた9つの場面が描写され次の順で進んでいきます。(英語はスコア上の場面のタイトル。日本語は私の勝手訳)
実は「6. August 8 - The Wispering Gallery (8月8日 - ささやきの回廊)」の場面は4小節の長さしかないのですが、ビブラフォンとフリューゲル・テナー・バリトンのppをバックに、残りの演奏者が物語通りに「De profundis clamavi ad te, Domine」と本当にささやくように指示されています。声もれっきとした楽器ですね:)
ちなみに「De profundis clamavi ad te, Domine」とはこちらによると「深い淵からあなたに呼びかける、主よ、と。」という意味です。
原作を読んでから聴くと、「3. July 1 - The Wonders of the Terrestrial Depths (7月1日 - 驚異の地底)」での明るいけれどどこか"電気的な"不気味さや、「5. August 7 - Lost in the labyrinth (8月7日 - 迷宮での遭難)」での英雄(の甥)アクセル君の精神力や不安、絶望などの心理(ここのメロディーと音、大好き!)が非常によく表現されていますことが分かります。「8. August 27 - Battle of the Antediluvian Creatures and Ascent (8月27日 - 古代生物達の戦いと上昇)」なんかそのまんま;)
このグレイアムの「Journey to the centre of the earth 」、原作を読み終えた今益々好きになっています。そしてなにより原作小説が面白い。本嫌いな僕には珍しく、入り込んで一気に読めました:) (子供向け小説という話もあるせいかもしれませんが....でも正直、子供向けとは思えない情報量・知識量です)
「Journey to the centre of the earth 」にはもうグレイアム本人の手による吹奏楽版があり、大阪市音楽団の演奏によるCDもリリースされているので、近いうちに購入して聞き比べてみようと思ってます(今日近所のHMVやTowerに行ったけど売ってなかった....残念)。こちらも楽しみ。
曲は物語から選ばれた9つの場面が描写され次の順で進んでいきます。(英語はスコア上の場面のタイトル。日本語は私の勝手訳)
- June 29 1863 - The Summit of Snaefells (1863年6月29日 - スネッフェル山の山頂)
- Descent (降下)
- July 1 - The Wonders of the Terrestrial Depths (7月1日 - 驚異の地底)
- July 19 - The Day of rest (7月19日 - 休息の日)
- August 7 - Lost in the labyrinth (8月7日 - 迷宮での遭難)
- August 8 - The Wispering Gallery (8月8日 - ささやきの回廊)
- Rescue from the abyss (深淵からの救出)
- August 27 - Battle of the Antediluvian Creatures and Ascent (8月27日 - 古代生物達の戦いと上昇)
- September 9 - Homecoming (9月9日 - 帰郷)
実は「6. August 8 - The Wispering Gallery (8月8日 - ささやきの回廊)」の場面は4小節の長さしかないのですが、ビブラフォンとフリューゲル・テナー・バリトンのppをバックに、残りの演奏者が物語通りに「De profundis clamavi ad te, Domine」と本当にささやくように指示されています。声もれっきとした楽器ですね:)
ちなみに「De profundis clamavi ad te, Domine」とはこちらによると「深い淵からあなたに呼びかける、主よ、と。」という意味です。
原作を読んでから聴くと、「3. July 1 - The Wonders of the Terrestrial Depths (7月1日 - 驚異の地底)」での明るいけれどどこか"電気的な"不気味さや、「5. August 7 - Lost in the labyrinth (8月7日 - 迷宮での遭難)」での英雄(の甥)アクセル君の精神力や不安、絶望などの心理(ここのメロディーと音、大好き!)が非常によく表現されていますことが分かります。「8. August 27 - Battle of the Antediluvian Creatures and Ascent (8月27日 - 古代生物達の戦いと上昇)」なんかそのまんま;)
このグレイアムの「Journey to the centre of the earth 」、原作を読み終えた今益々好きになっています。そしてなにより原作小説が面白い。本嫌いな僕には珍しく、入り込んで一気に読めました:) (子供向け小説という話もあるせいかもしれませんが....でも正直、子供向けとは思えない情報量・知識量です)
「Journey to the centre of the earth 」にはもうグレイアム本人の手による吹奏楽版があり、大阪市音楽団の演奏によるCDもリリースされているので、近いうちに購入して聞き比べてみようと思ってます(今日近所のHMVやTowerに行ったけど売ってなかった....残念)。こちらも楽しみ。
24 May 2006
Listen to the Band (from BBC Radio2)
BBC(英国放送教会。イギリスのNHK。)には「Listen to the Band」というBrass Band専門のラジオ番組があり、イギリスでは、金曜日の午後9時半から10時まで放送しています。幸いなことにインターネットでも聴くことができます。(昔は私もNHK FMで「ブラスの時間」を聴いていた覚えが...)
パーソナリティは、EBBCでもおなじみのFrank Rentonおじさん。このおじさんの経歴はListen to the BandのWebサイトの左にある「Biography」を見てください。
5月12日の放送では今年のEBBC2006からのBrass Band Willebroek演奏の「JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH」曲などが放送されていたり、その他ブラスの新譜の紹介など、常にホットな情報を提供しているようです。
インターネットのストリーミングなので、残念ながら音質には期待できませんが、ブラスファンとしてはとても貴重な情報源・番組です。
22 May 2006
イングランドブラスバンド選手権2006
EBBC2006が終わったばかりですが、2006年のイングランドブラスバンド選手権が7月1日にイギリスはマンチェススターで開催されます。オフィシャルページはこちらです。この選手権の優勝バンドが、来年のEBBC(ヨーロッパ選手権)に出場できることになっています。
課題曲はこの選手権のために委嘱されたスパークの新作「ダンスとアレルヤ(Dances & Alleluias)」です。個人的に期待大。
出場団体は次の通り。
- Bournemouth Concert Brass
- Brighouse & Rastrick
- Foden’s Richardson
- Hepworth (Lanson Homes)
- Leyland
- Mount Charles
- Polysteel
- Ransome
- Redbridge Brass
- Reg Vardy
- Sellers International
- The Fairey Band
- Woolley Pritchard Sovereign Brass
- Y.B.S.
そう、ブラックダイクの名前がありません。なので、ブラックダイクは来年のEBBCにはイングランド代表として出場できないないのです。
スパークの新曲は非常に楽しみだけど、このイングランド選手権は(もちろん)聴きに行くことができないし、ブラックダイクが出ない、すなわち来年のEBBCにも出ないのは残念です。
21 May 2006
[Graham] Journey to the centre of the earth (1)
EBBC2006ではチャンピオンとなったBrass Band Willebroekも含めて2団体が自由曲として演奏したグレイアムの最新作「Journey to the centre of the earth」。EBCC2006会場で生で聴いて以来、最近よく聴いています。演奏はEBBC2005のブラックダイクのものです。
文学少年・少女やディズニーファンなら当然ご存知の、ジューヌ・ベルヌ作の同名(日本語では「地底探検」)の冒険小説からのいくつかのシーンをグレイアム流にまとめた大曲です。
恥ずかしながら生まれてこのかた文学とはまったく縁遠かったので原作は読んだこと無いんですが、グライアムのこの曲には一発で惹かれました。(原作は知らないけど)タイトルから勝手に想像するその神秘性や不気味さ、そしてとても印象的なメロディと17,8分の大曲なのですが決して飽きることなく全曲聴くことができます。それも1日に何度も:)
EBBC2006の会場でStudy Score(7.95ポンド)を購入することができたので、このフルスコアを見ながらも聴いています。CDだけで聞く分でも素直に素晴らしい曲だぁで感動しますが、スコアを見ながらだど、よくこんな楽譜をこのレベルやテンポでびっちり合わせられるなぁとシロウトとしてはそちらにも驚愕するばかり。曲の緩やかで荘厳なフィナーレに差し掛かると背中かがゾクゾクしてしまいます。そして、EBBC2005のブラックダイクのライブ演奏のDVDを見ながらだとそれ以上の興奮が...2重3重と楽しんでます:)
早速グレイアムのお子さんも大好きな原作の「地底探検」を遅ればせながら読んでみようと思ってます。曲の理解も深まるし、今度ディズニーシーに行った時もより楽しめるでしょうしね:)
これでまたまたグライアムの好きな曲が一つ増えてしまいました。
06 May 2006
EBBC2007はバーミンガム(イングランド)で開催
EBBC2006の感想の前に来年のEBBCの開催について。
EBBC2007はイングランドのバーミンガムで2007年4月28日から5月4日まで開催される予定です。(EBBCの既定上、やっぱりゴールデンウィークとバッティング。うれしいやら悲しいやら...)
ここでちょっとした問題が。
イングランドで開催されるにも関わらず、EBBC2007にイングランド代表として出場できるバンドはたったの1バンドとなりそうです。その1バンドは基本的に2006年7月に開催されるイングランド選手権(課題曲はスパークの"Dances and Alleluias"!!)で決定されることになっていますが、そこにはブラックダイクやグライムソープなど名だたるバンドは出場しません。したがって、ブラックダイクはEBBC2007には出場できない可能性大、という状況です。
これは、EBBC2006のチャンピオンがベルギーのBrass Band Willebroekだったためで、EBBC2007には、Willebroekを含めてベルギーから2バンド、イングランド、ウェールズ、スコットランド、デンマーク、ノルウェー、オランダ、スイスから各1バンド。ここまでで合計9バンド。そして、今年は出場しなかったフランスとスウェーデンから1バンドずつと、すでに11バンドとなっています。EBBCの既定では最大12バンドが出場可能なようですが、EBBAは時間の都合から、12バンドの出場には難色を示しているようです。
したがって、EBBC2007バーミンガムは、イングランドからブラックダイク抜きの1バンドのみというのが濃厚です。
フットボールのワールドカップを考えれば当然のこと(前回チャンピオン国から2チーム出場はありえないけど...)なので、ヨーロッパ各国の演奏が聴けるのは楽しみですが、やはりまだまだレベルが高いイングランドからの出場が1バンドだけというのは少し残念です。
果たして来年のEBBCには聴きに行けるかどうか....大好きな英国なので、仕事(とお金もか...)の都合がつけば是非行きたいと思っています。
「イングランドから1バンド」に関する詳細はこちらを参照してください。
04 May 2006
EBBC2006結果 : Brass Band Willebroek!!
EBBC2006が開催されたベルファストからロンドンに戻って数日ぶりの更新、そしてEBBCの結果報告です。
ヨーロッパブラスバンド協会のEBBC2006の結果サイトにも公開されている通り、2006年のチャンピオンにベルギーのバンド「Brass Band Willebroek」が選ばれました! Congratulations!
2006年の上位3バンドに関しては、どのバンドも合計ポイント(課題曲と自由曲の合計)が191ポイントでしたが、既定により、課題曲のポイントの高い順に順位が確定するという接戦でした。
3位となったウェールズのBuy-as-you-View Bandの自由曲「The Promised Land」(世界初演)は自由曲では最高ポイント獲得。初演ということで始めて聴いたのですが、確かに素晴らしい演奏で緻密に練習していたことが分かる納得の結果でした。
...しかし腑に落ちない点もいくつか。それは、Black Dyke(4位)とYBS(5位)の結果です。
まずはBlack Dyke。自由曲「Extreme Makeover」は圧倒的な幅のダイナミクスレンジや、ビン(空き瓶!)を使ったことを差し引いても非常に色彩豊かな音色、かつ寸分の狂いのないアンサンブルなど、演奏終了直後は背中がゾクゾクして、「こいつら(失礼!)やっぱりすげぇ」と感激したものでした。課題曲も各ソロを始め、無難にこなしていた印象でした。課題曲だけでは1位から3位の中に入っているだろうとは思ってました。なので、結果発表で最初に第4位としてBlack Dykeが呼ばれてしまった時には思わず「えー!」っとうなってしまいました。結果のポイントを見ても、自由曲、課題曲ともにポイントが伸びていません。おかしいなぁ。課題曲は演奏順が1番目だったので、それが災いしたのかなぁ。
そして、YBS。自由曲の「Eden」は確かにパッとしませんでした。でも課題曲の「Seascape with high Cliffs」は素晴らしいパーカッションを中心に最高の出来と思っていたのですが....結局課題曲だけの順位だと4位。
Black DykeとYBSは個人的にはまだ納得いってません。私の耳がよくないってことですか...1位の「Brass Band Willebroek」と2位の「Brass Band Fribourg(スパークのMusic of the Spheresを演奏!)」は、それぞれの自由曲の直前のバンドはイマイチだったしなぁ...と良からぬことも考えてしまいます...
でも、そういう納得いかない点はあったにせよ、EBBC全体としては非常に楽しめました。EBBC全体の感想は次の機会にしますが、EBBC、とてもいいもんです。来年も聴きに来たくなりました。
28 April 2006
EBBC2006課題曲直前
EBBC2006の会場となるベルファストのWaterfrontホールのボックスオフィスまで、購入しておいたチケットを取りに行きました。チケットはシーズンチケットというもので、次の3枚のチケットがセットになっているものです。
(1) 27日のチャンピオンシップ部門の課題曲(17.00-21.00)
(2) 28日(9.00-12.30)のBセクションの課題曲と自由曲と、同日(13.00-18.00)のチャンピオンシップの自由曲
(3) 28日(20.00-22.30)のガラコンサートと表彰式
チケットを受け取る際に、ホール1階に既に出ていた(恐らく北アイルランドのブラスバンド教会の)カウンターで、EBBC2006のプログラム(写真)を5ポンドで購入しました。全日程のタイムテーブルや、各バンド、作曲家の紹介などが記載されています。チャンピオンシップの課題曲まであと丁度2時間。それまでに読んでおきます。
ブラックダイクと遭遇
EBBC2006前日の今日、いくつものトラブルに遭いながらも
easyjetという格安エアラインでロンドンからベルファスト(国際空港)へ到着したのは27日午後3時半くらい(英国時間)。チェックインしていたカバンを受け取るため、バゲージクレームのベルトコンベアの付近で待っていると、隣のベルトコンベアは同じ時間帯にリバプールから到着したeasyjetの便のものでした。
リバプールはイングランド北部、もしやと思ったら、そちらのベルトから金管楽器のケースが大量に流れてくるではないですか.....そしてケースの持ち主達は皆いい体格していて、中には
「我々のトロフィーを持ち帰る!EBBC2006」
なんてプリントされたTシャツを着ている人が二人ほどいました。
我々のトロフィー。そう、なんと隣のベルトの人達は、去年のEBCCチャンピオン、ブラックダイクミルズのメンバーだったのです。それぞれの楽器ケースにはブラックダイクのステッカーもちゃんと貼ってあって、まさしくブラックダイクでした。
明日からいよいよ名バンドの演奏を聴けるとベルファストに着いた時点で既にテンションが上がっていたところに、この思わぬブラックダイクの裏の姿に遭遇できて益々大興奮。
また、ベルファストのB&Bの従業員が言うには、「昨晩とか近所のホテルの部屋でブラスバンドのメンバーが酔っ払って(室内)で演奏していたよ。周囲の部屋からはホテルにクレームが入っていたけど。今晩もそのホテルに行けばただで演奏が聴けるよ」だとか。
明日からが本当に待ち遠しくなってきました!
26 April 2006
EBBC2006開催国へ
結局ほとんどたいした情報をブログに載せられないまま、イギリスへ出発する日になってしまいました。EBBCも現地時間ではいよいよ明日(26日)からだしね。
今回のイギリス滞在には思うこところは沢山あるけど、このベルファストでのヨーロッパ選手権はに関しては純粋にとてもとても楽しみなので、27日の課題曲、28日の自由曲とガラコンサートをしっかり満喫してくるつもりです。
もっといろいろ調べて準備しておけばよかった、とは後悔してますがとき既に遅し。9時間後には日本を離れます。
今回のイギリス滞在には思うこところは沢山あるけど、このベルファストでのヨーロッパ選手権はに関しては純粋にとてもとても楽しみなので、27日の課題曲、28日の自由曲とガラコンサートをしっかり満喫してくるつもりです。
もっといろいろ調べて準備しておけばよかった、とは後悔してますがとき既に遅し。9時間後には日本を離れます。
17 April 2006
ウィキペディアでの「ブラスバンドとは?」の説明
Brass Bandって結局何?
っていうところからいずれ調べて、誰にでも分かり易く説明するようなwebページなりなんなりを作ろうと思っていますが、既にインターネット上のフリーな百科事典として有名なウィキペディア(WikiPedia)に「Brass Bandとは?」説明があります。
日本語のウィキペディアでの説明:
- 英国式ブラスバンド
英語のWikipediaでの説明:
- Brass band
どちらかというと日本語の方がBrass band自体に関する説明が豊富で勉強になります。履歴をみるといろんな人が更新してますが、果たしてどんな人達なんでしょうね。
っていうところからいずれ調べて、誰にでも分かり易く説明するようなwebページなりなんなりを作ろうと思っていますが、既にインターネット上のフリーな百科事典として有名なウィキペディア(WikiPedia)に「Brass Bandとは?」説明があります。
日本語のウィキペディアでの説明:
- 英国式ブラスバンド
英語のWikipediaでの説明:
- Brass band
どちらかというと日本語の方がBrass band自体に関する説明が豊富で勉強になります。履歴をみるといろんな人が更新してますが、果たしてどんな人達なんでしょうね。
07 April 2006
The Bandwagon
案の定BREEZE BRASS BANDのコンサートには行けなかったので、代わりといってはなんですが、そのコンサートで演奏予定のスパーク作曲"The Bandwagon"を(吹奏楽版で)聴きました。
何度聴いても軽快なテンポとメロディアスで流れるような旋律で元気が出てきます。Slipstreamのように、スパークの軽めのマーチ風な曲としてはかなりいいセンス、ノリなので、コンサートのオープナーとして打ってつけ...なんて書いてるとますますコンサートに行けなかったのが残念に思えてくるので、明日、もう一度Bandwagon聴いちゃいます。
何度聴いても軽快なテンポとメロディアスで流れるような旋律で元気が出てきます。Slipstreamのように、スパークの軽めのマーチ風な曲としてはかなりいいセンス、ノリなので、コンサートのオープナーとして打ってつけ...なんて書いてるとますますコンサートに行けなかったのが残念に思えてくるので、明日、もう一度Bandwagon聴いちゃいます。
06 April 2006
BREEZE BRASS BAND A Fantastic Night 2006
偶然見つけたウィンド・ブラスどっとこむというブラス関係の通販サイトで、BREEZE BRASS BANDのコンサート情報を見つけました。
...だって。明日じゃん。そんな急に言われても(!?)行けないじゃん。ましてや明日まで仕事忙しいし....がんばれば行けるかな?無理だろうなぁ....
おまけに、演目やウィンド・ブラスどっとこむに張ってあったパンフを見ると、The Bandwagon(バンドワゴン)やら、Party Piece(パーティーピース)やら、
Music for a Festival(祝典のための音楽)やら、スパークのいい曲が入ってる。Bandwagonなんて最近よくiPodで聴いていて(吹奏楽版だけどね)元気付けてもらっているのに...
久しぶりに生のレベルの高いBrass Bandを聴き逃したと思うと、とても残念でなりません:<
2006年4月7日(金)
大阪府立女性総合センター7階
ドーンセンター
開場 18:30
開演 19:00
指揮 上村和義
演目
The Bandwagon
Party Piece
Stra Dust
Music for a Festival 他
...だって。明日じゃん。そんな急に言われても(!?)行けないじゃん。ましてや明日まで仕事忙しいし....がんばれば行けるかな?無理だろうなぁ....
おまけに、演目やウィンド・ブラスどっとこむに張ってあったパンフを見ると、The Bandwagon(バンドワゴン)やら、Party Piece(パーティーピース)やら、
Music for a Festival(祝典のための音楽)やら、スパークのいい曲が入ってる。Bandwagonなんて最近よくiPodで聴いていて(吹奏楽版だけどね)元気付けてもらっているのに...
久しぶりに生のレベルの高いBrass Bandを聴き逃したと思うと、とても残念でなりません:<
04 April 2006
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006 (その4) : そして自由曲
チャンピオンシップ部門で演奏される自由曲(Own Choice Music)は次の通り。
「曲名(作曲者)」で曲名順のリストです。
Earthquake(Jan de Haan)
Eden(John Pickard) 2x
Extreme Makeover(Johann de Meij)
Journey to the Centre of The Earth(Peter Graham) 2x
Music of the Spheres(Philip Sparke) 2x
Riffs and Interludes(T. Aagaard Nilsen)
The Promised Land(Kenneth Downie)
「2x」が付いている曲は、2団体演奏するということ。
そして、どのバンドがどの曲を演奏するかは好評されていないのです。これは審査に公平を期すため。
注目曲は...この自由曲の中で知っているのはスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」だけなので、必然的にスパークとなってしまいます。しかも2団体も演奏するとは。
この曲は2年前のEuropean Brass Band Contestのためにヨークシャービルディングソサエティバンドが(YSB Band)がスパークに委嘱した大曲で、僕はそのライブCDで初めて聴きました。終曲部はいかにもスパークらしいけど、全体を通して「なんじゃこりゃ、これってBrass Bandの曲?」と終始いろんな意味で圧倒される曲であり、またYBS Bandの演奏も非常にレベルの高いものでした。大音響で聴くとかなりいいです。
Music of The SpheresのWind Orchestra(吹奏楽)バージョンは、大阪市音楽団による吹奏楽版初演(ライブ)のCDが発売されています。こちらもまたすばらしい演奏で、丁度ドラゴン(Year of the Dragon、ドラゴンの年)のBrass Band版と吹奏楽版の対比に似ていて、よりシンフォニックな響きのする曲となっています。この市音の定演行きたかった....
気を取り直して、今月29日にはそんな曲が1日に2回も生で聴ける(予定)じゃないか。すばらしい!
スパーク以外にも、グレイアムの「Journey to the Centre of The Earth」も噂ではすごい曲ということなので非常に楽しみだし、その他デ・メイやデ・ハーンの大曲も並んでいて、ほんと1日中飽きなさそうなラインアップです。
こりゃ、祭りだね:)
「曲名(作曲者)」で曲名順のリストです。
Earthquake(Jan de Haan)
Eden(John Pickard) 2x
Extreme Makeover(Johann de Meij)
Journey to the Centre of The Earth(Peter Graham) 2x
Music of the Spheres(Philip Sparke) 2x
Riffs and Interludes(T. Aagaard Nilsen)
The Promised Land(Kenneth Downie)
「2x」が付いている曲は、2団体演奏するということ。
そして、どのバンドがどの曲を演奏するかは好評されていないのです。これは審査に公平を期すため。
注目曲は...この自由曲の中で知っているのはスパークの「Music of the Spheres(宇宙の音楽)」だけなので、必然的にスパークとなってしまいます。しかも2団体も演奏するとは。
この曲は2年前のEuropean Brass Band Contestのためにヨークシャービルディングソサエティバンドが(YSB Band)がスパークに委嘱した大曲で、僕はそのライブCDで初めて聴きました。終曲部はいかにもスパークらしいけど、全体を通して「なんじゃこりゃ、これってBrass Bandの曲?」と終始いろんな意味で圧倒される曲であり、またYBS Bandの演奏も非常にレベルの高いものでした。大音響で聴くとかなりいいです。
Music of The SpheresのWind Orchestra(吹奏楽)バージョンは、大阪市音楽団による吹奏楽版初演(ライブ)のCDが発売されています。こちらもまたすばらしい演奏で、丁度ドラゴン(Year of the Dragon、ドラゴンの年)のBrass Band版と吹奏楽版の対比に似ていて、よりシンフォニックな響きのする曲となっています。この市音の定演行きたかった....
気を取り直して、今月29日にはそんな曲が1日に2回も生で聴ける(予定)じゃないか。すばらしい!
スパーク以外にも、グレイアムの「Journey to the Centre of The Earth」も噂ではすごい曲ということなので非常に楽しみだし、その他デ・メイやデ・ハーンの大曲も並んでいて、ほんと1日中飽きなさそうなラインアップです。
こりゃ、祭りだね:)
03 April 2006
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006 (その3) : チャンピオンシップ課題曲
Ian Wilson作曲の「Seascape with high cliffs」。
(センスなく直訳すると「高い崖のある海景」でしょうか。)
作曲者の名前は初めて聞きました。ネットで調べてみると、彼の公式Webサイトがありました。
Ian Wilson, Composer
biographyによると1964年ベルファスト生まれの作曲家とのこと。また、「Seascape with high cliffs」はどうやら今回ベルファストで開催されるチャンピオンシップの課題曲のために委嘱されたようで、このコンテストでの演奏が初演となる模様です。
WilsonはBrass Band中心の作曲家というわけではないようで、他のジャンルの曲も数多く発表しています。
初めてベルファストで開かれるコンテストのためにベルファスト生まれのBrass専門でない作曲家に委嘱された課題曲。新鮮な響きがしそうで楽しみです。それに個人的に海をモチーフとした曲は好きなこともあるので。
(センスなく直訳すると「高い崖のある海景」でしょうか。)
作曲者の名前は初めて聞きました。ネットで調べてみると、彼の公式Webサイトがありました。
Ian Wilson, Composer
biographyによると1964年ベルファスト生まれの作曲家とのこと。また、「Seascape with high cliffs」はどうやら今回ベルファストで開催されるチャンピオンシップの課題曲のために委嘱されたようで、このコンテストでの演奏が初演となる模様です。
WilsonはBrass Band中心の作曲家というわけではないようで、他のジャンルの曲も数多く発表しています。
初めてベルファストで開かれるコンテストのためにベルファスト生まれのBrass専門でない作曲家に委嘱された課題曲。新鮮な響きがしそうで楽しみです。それに個人的に海をモチーフとした曲は好きなこともあるので。
01 April 2006
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006 (その2) : チャンピオンシップで演奏するバンド
2006年のチャンピオンシップ部門で演奏するバンドは次の通り。
Brass Band Willebroek
Lyngby Taarbaeg Brass Band
Black Dyke Band (1855)
Leyland Band
YBS Band
Soli Brass
Eikanger-Bjorsvik Musikklag
The Newtongrange Band
Brass Band Fribourg
Buy-as-you-View Band
ブラックダイクやヨークシャービルディングソサエティなど超有名バンドばかりじゃないですか。CDでしか存じ上げていない雲の上バンドばかりですよ。
これらのバンドの名前を聞いただけでも、そしてこれまでのEUROPEAN BRASS BANDチャンピオンシップのライブCDを聴いてきた限りにおいても、当日は本当にハイレベルなブラスバンドの演奏が聴けるのは必至。
僕も当日会場で聴ける(現時点では、あくまで)予定。生で聴けたら幸せだよね。
(しかし、演奏するバンドはどうやって決まるのだろうか? これはそのうち調べます。)
Brass Band Willebroek
Lyngby Taarbaeg Brass Band
Black Dyke Band (1855)
Leyland Band
YBS Band
Soli Brass
Eikanger-Bjorsvik Musikklag
The Newtongrange Band
Brass Band Fribourg
Buy-as-you-View Band
ブラックダイクやヨークシャービルディングソサエティなど超有名バンドばかりじゃないですか。CDでしか存じ上げていない雲の上バンドばかりですよ。
これらのバンドの名前を聞いただけでも、そしてこれまでのEUROPEAN BRASS BANDチャンピオンシップのライブCDを聴いてきた限りにおいても、当日は本当にハイレベルなブラスバンドの演奏が聴けるのは必至。
僕も当日会場で聴ける(現時点では、あくまで)予定。生で聴けたら幸せだよね。
(しかし、演奏するバンドはどうやって決まるのだろうか? これはそのうち調べます。)
29 March 2006
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006 (その1)
こちらがEUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006のオフィシャルページ。幾分地味ではありますが:)
ちょうど1ヵ月後の今日、チャンピオンシップ部門(Championship section)の
自由曲(Own choice piece)の演奏が行われ、その晩には、
前日の課題曲(Test piece)との合計による結果発表とガラコンサートが行われるのです。
いよいよカウントダウン開始!
(もうエアチケットとコンテストのシーズンチケットは買っちゃったんだけど、
本当に行けるかなぁ.....)
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006の開催地は、イギリスは北アイルランドのベルファスト(Belfast)。
Google Mapだと、こちらになります。真ん中の方に「Belfast」って見えるでしょ。
そう、イギリス本土(グレートブリテン島)じゃないんですよ、ベルファストって。
アイルランドでEUROPEAN BRASS BAND CONTESTが開催されるのは初めてだそうです。
当然ながら、既に出場団体や課題曲、自由曲などは発表されていますが、
それらはまた次回紹介します。
自由曲には大好きな作曲家(スパークとグレイアムなんだけど...)の大曲も
リストされているので、かなり楽しみ:)
早く会場で、生で、聴きたいよぉ!
ちょうど1ヵ月後の今日、チャンピオンシップ部門(Championship section)の
自由曲(Own choice piece)の演奏が行われ、その晩には、
前日の課題曲(Test piece)との合計による結果発表とガラコンサートが行われるのです。
いよいよカウントダウン開始!
(もうエアチケットとコンテストのシーズンチケットは買っちゃったんだけど、
本当に行けるかなぁ.....)
EUROPEAN BRASS BAND CONTEST 2006の開催地は、イギリスは北アイルランドのベルファスト(Belfast)。
Google Mapだと、こちらになります。真ん中の方に「Belfast」って見えるでしょ。
そう、イギリス本土(グレートブリテン島)じゃないんですよ、ベルファストって。
アイルランドでEUROPEAN BRASS BAND CONTESTが開催されるのは初めてだそうです。
当然ながら、既に出場団体や課題曲、自由曲などは発表されていますが、
それらはまた次回紹介します。
自由曲には大好きな作曲家(スパークとグレイアムなんだけど...)の大曲も
リストされているので、かなり楽しみ:)
早く会場で、生で、聴きたいよぉ!
19 March 2006
いよいよshubbb開始
ここ半年程Brass Bandに関する情報、特にSparkeやGrahamに関する情報を
なんらかの形で発信できないものかと考えてました。やっぱり好きなんです。
そこでやっぱりお手軽なブログでsmall startという形に相成りました。
4月末にはベルファスト(イギリス、北アイルランド)にて開催される
European Brass Band Contest 2006を聴きに行く予定ということもあり、
まずそれまではブログを更新するモチベーションも上り調子だと思います;)
なんらかの形で発信できないものかと考えてました。やっぱり好きなんです。
そこでやっぱりお手軽なブログでsmall startという形に相成りました。
4月末にはベルファスト(イギリス、北アイルランド)にて開催される
European Brass Band Contest 2006を聴きに行く予定ということもあり、
まずそれまではブログを更新するモチベーションも上り調子だと思います;)
Subscribe to:
Posts (Atom)