最近またまた激しく聴いていて、とても癒される曲がこの「The Bells of Peover(勝手訳:ピーバーの鐘)」です。
もともとはスパークのハイランド讃歌全曲が目当てでYBS演奏のハイランド讃歌のCDを買ったのですが、このCDの2トラック目がこれでした。
コルネットのソロの曲で、初めて聴いた時から、とても美しいメロディで非常に心が和み、好きになりました。疲れているとき、どこどなくイライラしてしまっている時、出社して仕事を始める時などによく聴いています。
メロディはイギリスのどこかの民謡かなと思うくらいソフトで穏やかで本当に心が和みます。ところが実は作曲者Philip Doe(フィリップ・ドウ)のオリジナルなんですね。
遠くで鐘が鳴っているイギリスの田園風景を描写した曲だそうです。そしてタイトルはイギリスのビーバーというチェシャーのナッツフォードという所に実際に存在するパブの名前から付けられたそうです。パブの「ピーバーの鐘」についてはこちらのページから"The Bells Of Peover"で探してみてください。英語ですが実際のパブの写真と共に紹介されています。
オリジナルとは言え、こういうイギリス民謡的な曲は大好き。スパークやグレイアムの激しい大曲もいいですが、こういう心和む小品が存在しレコーディングされて愛されているのも、ブラスバンドの良い面だと思います。
ブラスバンドでのイギリス民謡についてはまた後ほど書こうと思ってます。
そしてこの曲のフルスコアがネットでお手ごろ価格で買えるようなので、そのうち買いたいと思ってます(え、誰が吹くの?)。