21 February 2007

[EBBC2007] チャンピオンシップ出場バンド


EBBC2007のチャンピオンシップ部門(最高位の部門)に出場する最後のバンドが決定し、これで出場する全12バンドが以下の通り決定しました。















国名バンド名メモ
オーストリアBrass Band Oberoesterreich
ベルギーBrass Band Willebroek前年度優勝
ベルギーKortrijke Brass Band V.Z.W.
デンマークLyngby-Taarbæk Brass Band
イングランドFodens Richardson Band
フランスBrass Band Aeolus
オランダBrass Band De Waldsang
ノルウェイStavanger Brass Band
スコットランドScottish Co-op Band
スウェーデンGothenburg Brass
スイスBrass Band Treize Etoiles
ウェールズBuy-as-you-View Band前回首位と同点3位


前回優勝は無条件で出場できますが、1カ国1バンドとなったことで、EBBC2007はイングランドからの出場はたった1バンド。2006年6月に行われたイングランドブラスバンド選手権に優勝した Fodens Richardson Band です。

イングランドから1バンドということでレベルが心配ですが、Buy-as-youもScottish Co-opも、そしてもちろん前回優勝のWillebroekも出るので、無用な心配でしょうか...

そして今回の12バンドの内、2年連続出場なのは、そのWillebroekとBuy-as-youの2バンドのみ。ヨーロッパ全体でもブラスバンドの実力が伯仲してきた証拠でしょうか。

14 February 2007

[EBBC2007] 課題曲は「エルガー・バリエーションズ」


EBBC2007のチャンピオンシップ部門の課題曲は、マーティン・エレビー(Martin Ellerby)に委嘱された新作"Elgar Variations"。日本語だと「エルガー・バリエーションズ」、「エルガー変奏曲」かな。

"エルガー"とはもちろん、イギリスが生んだ初めての(!?)大作曲家、サー・エドワード・エルガー のことで(サーが付くくらい偉い!)、なんと今年はエルガーの生誕150周年なんだそうです。エルガーの記念すべき年にイングランドでの開催のEBBC、そして課題曲はエルガー・バリエーションズ。これだけ聞いても興奮してきますね。

エルガーと言えば、一般的には行進曲「威風堂々」の1番や、彼の奥さんに捧げたバイオリンの甘い旋律の「愛の挨拶」が有名でしょうかね。威風堂々はもちろんあのプロムス最終日の定番が印象的:)

しかし、エルガーで「バリエーションズ」と聞けば、真っ先にオーケストラの「エニグマ変奏曲」が浮かびます。その中のニムロッド(Nimrod)やフィナーレ(Finale)は何度聴いたことか...それくらい名曲です。(我がスパークにも"エニグマ・バリエーションズ"という素晴らしい大曲があるけど...)。

その他「チェロ協奏曲」とか「序奏とアレグロ」や「交響曲1番」「同2番」も有名です。

エルガーはブラスバンド用に一曲だけ「セヴァーン組曲(Severn Suite)」を残しています。1930年の作品です。ブラックダイク演奏/ロイ・ニューサム指揮のCDを持っていますが、英国音楽の小品風なしっとり落ち着いた、いい曲です。

EBBC2007はエレビーの新作「エルガー・バリエーションズ」ということなので、当然エルガーのどれかの曲の旋律がテーマになっていることでしょうし、その1曲だけじゃなく色々な曲が見え隠れしてきそうで楽しみです。まずはテーマ当てで1ヶ月くらい楽しめそうです(ちと暗いかな...)。

EBBC2005のヨハン・デメイ作曲の"Extreme Makeover"(エクストリーム・メイクオーバー)はチャイコフスキーの(アンダンテ・カンタービレの)バリエーションで、こちらもいくつかのチャイコの旋律が登場してましたし。

これから5月まではエルガーの曲をたくさん聴いて予習しないといけませんね:)
(うーんでもブラスは少ない...ってか1曲...)

06 February 2007

[EBBC2007] エアチケット購入!


EBBC2007のチケットに続いて、EBCC2007期間中にUKに行ける航空券を購入完了!

次の関門は(ホントは順番違うけど...)仕事の休みを早めに宣言しなければいけません:)

05 February 2007

[EBBC2007] シンフォニー・ホール in バーミンガム





EBBC2007の会場はバーミンガムにあるシンフォニー・ホール。比較的新しいホールのようですが、イギリス国内はもとより、世界でもかなり有名なホールだそうで、音がかなりいいとの評判です。



かのサイモン・ラトルがベルリンフィルに移る前までずっとこのホールでバーミンガム市響を振っていたとのこと...知らなかった。

2001年には6000本のパイプからなる巨大なパイプオルガンが作られたようです。

そんなホールでブラスが響いたら...それだけでも楽しみです。

01 February 2007

[EBBC2007] チケット購入!


2007年も1ヶ月を過ぎての初投稿。サボってました。

しかし、サボっていなかったのはEBBC。もう今年のヨーロピアン・ブラスバンド選手権(EBBC207)のチケットを買ってしまいました。

今年はイギリスはイングランドのバーミンガムで開催されます。去年は北アイルランドのベルファストだったので、イギリス開催としては2年連続ですね。つまり2年連続でイギリスに行けるということです!

でも今年も開催はゴールデンウィーク真っ只中。

ヨーロッパ各国からのそうそうたる12のバンドがセットピース(課題曲)を5月4日、オウンチョイス(自由曲)を翌5月5日に演奏するのです。(4日の1週間前からソロのコンテストや、6日にはお別れコンサートなどもありますが。)

ブラスなのに、まさにゴールデン(意味不明)。

しかし、EBBC2007のチケットを買えたのはいいものの、まだエアチケットは買ってないし、泊まるところも未定。それどころか、そもそもその時期に会社を休めるのかもわかりません...

ゴールデンチケットが紙くずにならないように、これから心機一転がんばらねば(って何を...)。