YBSから指揮者David Kingと共に、テナーホルンのSheona Whiteとプリンシパル・コルネットのStuart Lingardが抜けると先日書きましたが、このSheonaとStuartの名前が一緒に出てきたらもう一つ出てこなければいけないものがあります。
それがスパーク作曲の「Processional (プロセッショナル:行進)」です。
この曲はSheonaとStuartの結婚の際にスパークが二人にプレゼントした曲なのです。結婚祝いにスパークからの曲を贈られるなんて、なんて素晴らしいんでしょう。
曲はそのタイトル通り、短いファンファーレと導入部の後、結婚式での入場に流されるような行進曲風でスパークらしい甘く軽やかなメロディーが流れ、盛り上がって終曲します。
でも実はこの曲、二人の結婚プレゼントとして書かれたものは事実なのですが、それだけでは終わらずに、一般的な結婚式や卒業式などにも使えるように作られているのです。
というのは、この曲は楽譜どおりに演奏すると2分そこそこで終わる短い曲なのですが、必要に応じて曲中の何箇所かのセクションを何度も繰り返すことができ、曲の長さを調節できるようになっているのです。 やるね、スパーク!!
そういえば、僕はむかしむかし、卒業式の入場曲として威風堂々第1番の中間部を何度も繰り返して演奏していたことを思い出しました。
もちろん威風堂々もいい曲ですが、学校の卒業式や入学式でもこの「Processional」、ぴったりじゃないでしょうか。
18 December 2006
16 December 2006
揺れるYBS
David King、長年に渡たりYBSの指揮者としてブラスバンド界ではNo.1と誰もが認めるほどの功績を築いてきた彼が、今年をもってYBSから離れることになりました。
"YBS後"はひとまずクリスマスシーズンを母国の
オーストラリアに戻って家族と過ごすそうです。
そしてDavidが離れることをきっかけに、YBSのトッププレイヤーであるテナーホルンの
Sheona Whiteとプリンシパル・コルネットのStuart Lingardも同バンドから抜けるという、大きな衝撃が2006年の年の瀬に一気に続いています。
EBCC2004での「宇宙の音楽」のDVDを観ながらもうこんな身の毛のよだつパフォーマンスは聴けないのかなぁと少々感傷的になりつつ、ここ1、2年は芳しくないYBS、そして主要メンバーが離脱するYBSの今後を憂うのでした。
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